ピーアールコンビナート株式会社

お問い合わせ

HOME > 事例・コラム

コラム

フラワーロスを学ぶSDGsワークショップ

2023年11月29日
  • CSRコミュニケーション
  • 市民参加型イベント
  • 社内コミュニケーション

2023年10月28日(土)に社員のお子さん5名に向け、日本国内で廃棄されている生花の現状から、実際にロスフラワーを使用した絵の具作りとお絵描き体験を通じてSDGsを学ぶワークショップを弊社ラウンジにて開催しました。

開催にあたっては同じ麹町に店舗を構えるフラワーショップ花華さんにロスフラワーをご提供いただきました。

■日々大量に廃棄されるロスフラワーに驚き!

最初はSDGsについて理解を深める(なんと参加した小学生の認知度は100%!)とともに、実際に日本の生花店で1年間に廃棄される生花が約10億本という事実にも触れながら、身近なSDGsを説明しました。

■花によっていろんな色が!絵の具作り体験

次に実際に廃棄される生花を有効活用するため、ロスフラワーを原材料とした絵の具作りを実践しました。

参加者はロスフラワーの花びらを摘み取り、よくすり潰してからガーゼで絞りエキスを抽出。赤、青、黄、水色、紫、緑など様々な色の絵の具を作りました。

花の匂いや感触を感じながら思った以上に綺麗な色味が出ることに皆さん驚きながら、自分で作る喜びを感じた様子でした。

■作った絵の具で絵を描いて~もったいないことを減らしていこう~

抽出した絵の具の色味からイメージした家族や電車、お花やサッカーなどを画用紙に描き、色付けをしていきました。

最後に本ワークショップを通じてお花だけではなく、日々の生活の中で意識的に「もったいない」ことを削減していくことが大事であることを学び、盛況のうちに終了しました。

当社はPRエージェンシーとしてクライアントと共に社会課題の解決に取り組む一方、我々自身が主体的な施策を生み出すことの必要性を日々感じており、今回は地域の生花店や社員のご家族を巻き込みながら、生花店の抱える廃棄(フラワーロス)の課題、子供たちへ実践的かつ楽しくSDGsを学ぶ機会、当社の主体的に社会課題へ取り組む機会を1つのアイデアで実現することができました。

 

今回のワークショップでは、生花という身近なテーマながらも、まだあまり注目されていないフラワーロスという廃棄問題に焦点を当て、フラワーロスに絵の具づくりという新たな価値を見いだしました。参加した子ども達は、座学だけのSDGs教育ではなく自分自身で廃棄問題の現状を体験、さらに親子のコミュニケーションという付加価値も生むことができました。

また、親の働く職場見学も兼ねたことで、家族の新たな一面を知り仕事内容への理解にも繋がるなど、社員ロイヤリティ向上貢献へも企画を昇華できる可能性も見つけることができました。

当社では今後も社会課題をテーマにした事業に取り組み、生活者の新たな楽しみやちょっとした幸せの創出に貢献してまいります。

PAGE TOP